Monday, November 29, 2021

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小川軽舟―ベスト100 (シリーズ自句自解 1) (日本語) 新書 – 2010/9/1

詩歌, 句集, 文学理論, 新書, 小川 軽舟


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小川軽舟―ベスト100 (シリーズ自句自解 1) (日本語) 新書 – 2010/9/1 - 必読入門書俳句はこうして生まれる。 欲しかった一冊。 初句索引に加え、「教えられること」を書きおろしています。 入門書としては必須アイテムのシリーズの待望の第二弾! 001より 「水たまり踏んでくちなし匂ふ夜へ」 昭和六十一年、二十五歳の私は「鷹」に入会し藤田湘子に師事した。これは「鷹」の中央例会に初めて出席したときの句だ。今の私にこんなナイーブな句は書けそうにない。未知の世界へ飛び込んでゆく気分の甘美なこと。水たまりをよけずに敢えて踏んだところが若さなのだろう。句会が終わると、新顔の私を見つけた湘子から、「会費は俺が出してやるから懇親会について来い」と声をかけられた。昭和六十一年作。 (『近所』)

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