アーサー王神話大事典 (日本語) - – 2018/1/26
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アーサー王物語の神話的側面を中心に編纂された事典。600近くの項目で、神話だけでなく、文学、歴史、人類学、考古学、文献学、語源学など、多岐に記述している。ケルト神話を知らなければ、アーサー王物語を理解することはできない。 文化と文学の優れた伝統を有する国である日本は、他国に先がけてアーサー王文学へ関心をよせてきました。しかしアーサー王世界の冒険の地に踏みこめば、ときには少々ためらうこともあるでしょう。この『アーサー王神話大事典』が、アーサー王と「円卓」の騎士、そして「聖杯」の探索に惹かれた日本のすべての読者にとって、こうした疑問を解決する一助となることを望んでいます。 本書は、副次的な細部に迷いこむことのないよう全体の見とおしが必要だと感じる日本の読者にとって、発見の手助けとなるよう刊行されました。本書の巻末には、(ヨーロッパのさまざまな言語で書かれた)アーサー王物語の総覧を載せました。そこには参照可能な各作品の校訂本と(フランス語、英語、日本語による)翻訳の一覧を記しておきました。本書がアイウエオ順に並べた事典項目の中には、アーサー王神話と関連した名だたる人物や、彼らの冒険の舞台となった場所(固有名詞の語源、にも触れています)、くりかえし出てくる典型的ないくつかのモチーフ、(民話の国際話型カタログが定義しているような)いくつかの語りの図式、さらにはアーサー王神話とインド=ヨーロッパ神話との対応関係のほか、(浦島伝説のような)日本神話との思いがけない接点も見つかります。 ――本書「日本語版への序」より ◆目次 序文――アーサー王文学を読むフィリップ・ヴァンテール 日本語版への序 アーサー王神話大事典 <ア> <カ> <サ> <タ> <ナ> <ハ> <マ> <ヤ> <ラ> <ワ> 作品の推定成立年代 アーサー王物語総覧 参考文献 項目一覧 訳者あとがき ■著者略歴 フィリップ・ヴァルテール(PhilippeWalter) 1952年、フランス・モゼル県メッス生まれ。グルノーブル第三大学名誉教授。1999年から2013年まで同大学想像世界研究所所長。文学博士。専攻は中世フランス文学・比較神話学。中世から現代までのヨーロッパの神話伝承・フォークロアに通じ、中世フランスの文学作品の神話学的分析に取り組んでいる。研究書(単著)に『土用の神話』(1988)、『時間の記憶』(1989)、『ガラスの手袋』(1990)、『「名無しの美丈夫」―儀礼・神話・物語』(1996)、『クレテイアン・ド・トロワ』(1997)、『メルランあるいは世界の知恵』(2000)、『アーサ一、熊と王』(2002)、『キリスト教神話』(2003)[邦訳は『中世の祝祭』原書房、2007J、『ペルスヴァル、漁夫と聖杯』(2004)、『ガラアド、リンゴの木と聖杯』(2004)、『トリスタンとイズー、豚飼いと雌豚』(2006)、『メリュジーヌ、蛇と鳥』(2008)、『太陽騎士ゴーヴァン』(2013)、『アーサー王神話事典』(2014)(本書)、『中世の民間信仰』(2017)など。中世フランス文学の作品の校訂や現代フランス語訳には、『トリスタンとイズー』、クレティアン・ド・トロワ『クリジェス』と『イヴァン』、マリー・ド・フランス『短詩集』、『オーカッサンとニコレット』、『聖杯の書』(プレイヤッド版全3巻)などがある。